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これなあ~に?

私は林のそばに住んでいる。近頃白い雪のようなものがふわふわとただよっているのを何度か目撃した。ひどく暑かった今日、涼しい林の中でミズヒキの写真を撮っていたら、白い綿毛のようなものがミズヒキの細い茎に付いている。指でつまんで除けようとしたらなんとぴょんと跳んだのである。小さくて肉眼では定かには見えない。とりあえず最短マクロで何枚か写真を撮ってパソコンで拡大してみて驚いた。白い肢体にはちゃんと肢が何本かあり極小の眼もちゃんとついている。翅は綿毛のような極細の繊維状の束をロングドレスのスカートのように広げている。植物ではないからこの繊維はセルロースではなくタンパク性のものなのだろう。

一体お前は何者か?秋でも冬でもないからユキムシということはあるまい。ワタムシというのもあるらしい。でも調べた限りではみんなちゃんとした羽らしい翅をもっていた。何かの虫の生まれたばかりの幼生だろう。でもアブラムシの幼生は飛ばないと書いてあった。

どなたか、もしこの森の幼生(妖精?)をご存知でしたら教えてください!

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by namiheiki | 2005-07-18 21:38

ムードで見せる

広告とかムード派ホームページによく使われる手法だが、実は私はこれが得意でない。ムードの演出にはぼかしのテクニックがよく使われる。ぼかすにはCCDの小さいデジカメは不利である。被写界深度が深いからである。でも数センチのマクロ撮影とか、8倍、10倍ズームの望遠側を使えば十分ぼかすことは出来る。さらに大型のCCDを備えるデジタル一眼レフを使えばこれはもう35ミリ一眼レフに遜色ない写真を撮ることが出来る。私は使ったことがないがマクロ望遠と言って長焦点の望遠レンズで50cm以下のの近接撮影が可能なレンズもある。離れたところからのクローズアップ撮影が可能なだけでなくバックを完全にアウトフォーカスにしてしまう。

この種の撮影で注意すべきことは主題をいやが上にも鮮明に捉えることである。ピントが甘いと一般のピンボケ写真と変わることがなくなってしまう。見られたものではない。それだけに撮影は難しい。望遠と言い、マクロと言いブレの条件は揃っている。可能ならば三脚を使いたいところだが、そうすると今度はアングルの設定が制限される。私のカメラとは無縁だが、手ぶれ防止機構を備えたカメラは有利かもしれない。

さて例によって拙い私の作例でご勘弁願いたい。これらは私の愛機、Nikon Coolpix 950, Nikon Coolpix 5700, Nikon D70というスタンダードのカメラとレンズを使って撮ったものでる。

ムラサキシキブ
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ムラサキシキブの紫はなんとも言えず上品だ。雨に濡れて光る紫色の実をマクロで狙った。雨滴が膨らんでまさに落ちんとする瞬間を捉えた。雨の日は暗いし雨を防ぐ傘が必要だが、百円ショップなどで売っている安物の透明のビニール傘が最適だ。軽いし明るいし惜しげも無い。Nikon Coolpix 950

菜の花畑
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何時の頃からか前も後ろもぼかして中間の一点だけにピントを合わせるという撮り方が流行り出した。あまり意味のある撮り方とは思えないがムードで撮るのには良いのかもしれない。8倍ズームのNikon Coolpix 5700の一番長い望遠側で菜の花畑を覗いて迷いながらも比較的目立つ花にピントを合わせた。なおこのカメラには4倍の電子ズームが付いているが使ったことがない。ファインダーで大きく見えるというだけで画質が良くなるわけではないからである。

アカバナユウゲショウ
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今年はこの可愛い小さな花が路傍に沢山咲いた。”沢山”をどうやって表現するか?離れて撮れば花は沢山写るがひとつひとつの花は小さくなってしまう。Nikon Coolpix 5700の望遠側で花の密度を出してみた。花を的確に見せながら”沢山”を表現するにはこれは一つの方法かもしれない。こういう撮り方はあまりやったことがない。一つの実験だった。でも花のピンクと茎葉の緑が入り混じって、これは予期しない効果だった。

スミレ
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Nikon D70を手に入れて早速押入れで眠っていたニコンのマクロレンズを引っぱり出した。Micro Nikkor 60mm F2.8である。さすがにボケ味は最高、ありふれたタチツボスミレが森の妖精のように見えた。なお液晶モニターを利用できない一眼レフではこのような低アングル撮影にはL型アングルファインダーが必須になる。

こうして見ると私の写真はぼかしも中途半端である。どこかで背景に物を語らせている。でも何だかまったくわからないほどのぼかしが果たして良いのだろうか。大事なのはやはり内容である。何を伝えたいのか、それがきちんと把握されているものでありたい。
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by namiheiki | 2005-07-11 21:43 | デジカメ談義